考案者 近藤有朋 が 「FIELD 645」 を解説!
平らなヘッドと膨らみのあるボディーが特徴で、感度よりも操作性を重視した設計。風対策も兼ねた平らなヘッドは仕掛けの方向を示してくれます。またウネリの中でも波頭に乗らず、仕掛けを安定させ、潮を捉える動きを見せます。
使用して頂ければ「水面下に入るとウキの戻り(上昇)が異常に遅い」点が分かるハズですが、これは平らなヘッド部に水圧を受けるため。これには、クロダイ特有の「前アタリ」に対して浮き上がり抵抗を抑え、「違和感」によりサシエを離すことを減らしたい狙いがあるのです。
この「遅い戻り」が前アタリから本アタリへ導くため、クロダイに食わすために最も重要な部分と考えているのであります。
ただし、戻りが遅いため細かなアタリを取る釣りには適さないウキと言えます。しかしながらクロダイは「踊る」エサより「安定」したエサ(仕掛け)の方が食わせ易いケースが多いのです。
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