磯崎一文字堤防のクロダイ

●黒澤一天
●天候 雨曇り晴れ
●水温 12度
●潮 12/22若潮 12/23中潮
●波 1m〜2m
●日時 2019.12/22・12/23 07:00〜17:00
●釣果 12/22→クロダイ47cm 12/23→クロダイ49cm・45cm・カイズ2枚
●釣り場 磯崎一文字堤防
●釣り方 ウキフカセ釣り
●使用ウキ  クリア凸イエロー(3B・5B)
●使用鉤 勝負ちぬストレート2号〜3号・チヌ(メジナ)白2号〜3号・勝負ちぬ渚ステルスグリーン2号〜3号
●コメント
いよいよ2019年も12月に入り残りわずかです!
2020年は東京オリンピックも開催されて歴史に残る年になるのは間違いなし!
どのクロダイを釣っても思い出には残っているのですが、来年も思い出に残るようなクロダイを釣り上げられるようにいつもより努力していきたいと思っております。
話は変わり最近の茨城県の海は秋口から水温が段々とゆっくり落ちていき、落ちクロダイシーズンの真っ最中!
この時期から早朝の冷えが厳しく、私は毎年ですが釣り人のくせに寒さに弱い方なので防寒着にくるまり、ぬくぬく状態をキープしつつこの時期は釣り場に出掛けます(笑)
2019.12/22?
私の師匠であり、ウキ工房フィールドテスターの伊藤武さんとの釣行です。
落ちクロダイシーズンでもあるこの時期は...そうです!忘年会シーズンも重なりかなりハードなシーズンでもあります(笑)
伊藤さんも私も前日にきっちり仕事の忘年会に勝利し(笑)、少しゆっくりの時間から合流して釣行に出掛けました。
この日の茨城県は晴れてはいたものの、北東の強風に吹かれてしまい、釣りができる場所がかなり絞られてしまいます。
そんな中でも安全に釣りができ、釣果が期待できる磯崎漁港の阿字ヶ浦よりに隣接する、足場の良い一文字堤防へ釣行いたしました。
ウネリ&風は多少入ってきますが釣りができないほどではないので、この日の海況を考慮すると釣り場選択はベストの場所だと思います。
最近の釣果では私の釣友でもありウキ工房茨城支部の田中くんが11/30に良型のクロダイ49cmを釣り上げている釣り場になるので期待十分です。
伊藤さんと私は釣りの準備を終え、海況を二人で観察しながら最有力場所だと感じるポイントへ私が入いらせてもらい、伊藤さんは浅場のポイントで釣りスタートです♪
いつも使いやすく、最初に選んでしまう「ウキ工房  クリア凸イエロー3B」を選択♪良型のクロダイを想定して、最初に選んだ鉤は「金龍鉤  勝負ちぬストレート3号」私のメイン鉤でかなり信頼のおける鉤です。
日中帯は特に変化もなく、エサ取りがいるのは把握できますが、クロダイらしきシグナルをあまり感じないまま夕マズメへ突入です!
夕マズメに入り、しっかり仕掛けを立たせる意識で「クリア凸イエロー5B」へチェンジします。
ここ最近は、他の釣り場でも日中帯に何も変化がなく、いきなり15:00過ぎの夕マズメに入ってからヒットが連発するのが傾向なので、油断せずに釣りに集中していくと、20m先のあたりでいきなり下の潮が動き出し「ウキ工房  クリア凸」が水面に張り付くような反応を見せてからすぐにかすかなアタリが出始め、タイミングを計りアワセを入れるとガッチリ「金龍鉤勝負ちぬストレート3号」がフッキング!
ガツン!ガツン!と良型クロダイの首を振る引きに順応しながら無理をせずにやり取りをしていくと上がってきたのは冬に釣れる寒クロダイらしい頭がでかい強そうな凛々しいクロダイです。
伊藤さんがアシストして下さり、無事に良型クロダイの取り込みに成功。
計測の結果、47cmの良型クロダイでした!
その後、いきなり黒い雲が現れて突然の雨に見舞われてしまい、周辺も日が落ち暗くなってきていたのでこの日は納竿にいたしました。
私は連続釣行になり、続いては翌日…
2019.12/23?
釣友でもありウキ工房茨城支部の石川くんとの釣行です。
前日の私の釣果を伝え、石川くんはやる気満々で磯崎一文字堤防に挑戦です。
前日とは違い早朝からの釣行を結構、釣り場の海況は前日よりウネリが強く、朝方まで雨も降ていて、さらに釣り場正面方向から吹き付ける北西の強風などのタフコンディションでしたが、時間が経つにつれ天候は回復してくる予報だったので先にコマセを打ち、ゆっくり準備を済ませてから釣りをスタートさせました。
良型クロダイを想定して、本日も「ウキ工房  クリア凸イエロー5B」「金龍鉤 勝負ちぬストレート3号」を選択、タナ取りオモリにてタナを計り数投計測してから...1投目を投入!
ウネリの戻り波に引き寄せられた「ウキ工房  クリア凸」が一瞬静止し逆方向へ消しこんで行きます。
すかさずアワセ入れ、竿を立てると昨日よりパワフルなクロダイの引きを感じ、無理をせずやり取りをしていくと上がってきたのはサイズアップを予感させる体高のあるクロダイです!
タナを計測中だった石川くんがアシストして下さり、タモに収まります。
期待をしクロダイを計測してみると、49cmと年無しに迫る体高のあるカッコイイ良型クロダイに感激しつつ、私たち2人は1投目のドラマに興奮していました(笑)
その後、寒さを忘れしばらくの間釣りに集中していましたがそれからの進展がなく、時間だけが過ぎていきお昼に入ったあたりから、30cm前後のカイズが釣れだし、石川くんもきっちりヒットに持ち込み、カイズを釣り上げていました!
それもパタっとアタリが遠のいてしまい、沈黙の時間が過ぎて行きます。
周りも暗くなってきて、納竿が頭をよぎる時間帯にまたまた私の「ウキ工房  クリア凸」にかすかに反応があり、薄暗く見えている「クリア凸」が消しこまれ、道糸がひったくられる完璧なクロダイのアタリをキャッチします!
暗くなってきていたので足元に気をつけながら、やり取りをし、無事にタモに収まったクロダイは45cmのまたまた良型です♪
それの魚を最後に納竿にいたしました。
今回の釣りはとても難しく、正面からの風の影響で道糸を戻されてしまうし、釣り場には風により浮遊ゴミが蓄積してしまい、ラインを海面に付けられない状況とかなりテクニックが求められる釣りでしたがこのようなタフコンディションでもどうにかクロダイの釣果に恵まれ、釣り場が浅いと言うのもありますが、突然動き出した潮をキャッチしてくれて、かすかなアタリも再現してくれる「ウキ工房  クリア凸」は釣果の要因でもあると私は感じております。
茨城県は海況に左右されてしまう釣り場がとても多く、その日その日を臨機応変に対応しなくてはいけないところがあり、難しい印象の釣り場ですが良型クロダイの魚影は多いと思いますのでトライされる方は「ウキ工房  クリア凸」と「金龍鉤 勝負ちぬ」で良型対策をし、この時期独特の小さなアタリも取りつつ、思い出に残るクロダイをゲットしてほしいと思います。

金龍鉤HPでのブログや私のブログでもこの日の釣行を書いていますのでよろしくお願いします。

■金龍鉤HP
https://www.kinryu-hline.co.jp/

■黒澤一天の…「クロダイ修行!?一天勝負!!」
https://blog.goo.ne.jp/03220429