今が旬の南伊豆「イサキ」釣り

今が旬の南伊豆「イサキ」釣り

関東・東海地方も7月17日に「梅雨明け」、いよいよ夏本番。この時期、「磯」に上がるともちろん日陰は無く「ただ暑い・・・・。」の一言。
くれぐれも水分は十分に用意し「熱中症」に注意したいものです。
そんな中、7月21日(土)に、婿殿・田中達也君と南伊豆・妻良に「今が旬のイサキ」釣りに釣行。
それまで日中33〜35℃前後が続き、夜は連日熱帯夜となっていたが、釣行前日から関東から東北にかけて北東からの冷たい風が入り込み、日中の気温は30℃を割り込み22℃前後。涼しいを通り越して「寒い」。
今日は、風も北東・海上も「凪」と思われ「涼しい釣り」が出来そうと期待。午前4時30分に妻良の港に着くと既に1番船は出た後、
2番船に乗り込み出船。
海上は「凪」、ほとんどの磯は渡礁可能。船長に「イサキの釣れる磯」にと依頼。すると、鍛冶屋浜の沖に位置する「トヨキ」に上がった。
ここ「トヨキ」は、比較的「沖」に位置し潮通しの良い場所でメジナ・マダイも釣れる場所。磯の形状のわりには狭いので2人が限度。
早速、コマセを作り仕掛けをセット。ミチイト2号にウキはデルタS・G3、ウキ止めデバイスの下10pにガン玉3を、ハリスは1.7号2ヒロ、ハリはキンリュウのグレ(メジナ)6号をセットし、タナ3ヒロでスタート。コマセを撒くと箱フグが「ヨチヨチ」と数匹出てきたが、それ以外は見えない。潮は釣り座の左から右に流れる「上り潮」。
左の磯際に投入し、様子をみると「ウキ」がスーッと入り合わせると、竿をタタクではないか。もしかすると・・・・、嫌な予感。案の定「バリ」が上がってきた。
そこで、コマセは同じ位置に撒き、仕掛けを若干沖に入れると、今度は小ぶりだが本命のイサキをゲット。
その後も30p前後のイサキがコンスタントに上がり「塩焼きサイズ」を十分確保できた。一方、達也君もコンスタントにイサキをゲットしたが、際でタナを深くするとバリの猛攻に手を焼いていた。
そこで若干遠目に仕掛けを入れると35p程のメジナが続けて釣れ、とりあえずはキープ。今日は、メインがイサキということで、以後、40p未満のメジナはリリース(冬場なら35pはお持ち帰り。)という贅沢なことを決めた。
その後、達也君「青物」を掛け、必死にやり取りしてゲットしたのが47pの「ヒラマサ(小マサ?)」。これは喜びお持ち帰り。
すると今度は自分に沖目でウキが消しこみ、磯際まで寄せ魚は動いているが竿(1.2号)が起きない。すると、ハリスが際の生え根で擦れ切れあえなく痛恨のバラシ(誰かがお得意の、とでも言いたそう。・・・・・)。
特にこの時期は、メジナ・イサキともハリは小さく又付け餌も小さい物を付けた方が餌取りをかわせるし食いが好い。さらに、イサキはウキが消しこんで合わせるとすっぽ抜けハリ掛かりしない。そのために、ウキが消しこんでも穂先にもたれ掛かるようになったら軽く巻き上げるほうがハリ掛かりしやすいと思われる。
結局この日は、2人でイサキ25尾前後とヒラマサ・メジナを釣り上げ、当初の目標達成しお土産持ち帰りとなった。ここ妻良は時々70〜80pのマダイも上がることから、欲を出して次回はマダイ狙い・・・・・・・・無理かな。

渡船   五兵衛丸

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