コマセはチヌパワーダッシュをベースにメガミックスチヌ
を使用


「釣れれば暑さなんてなんでもない!」・・・なんてことはあ
りません・・・暑かったぁー!


この時期、フカセ釣りでは満足の一枚!

ハリはキンリューの「勝負チヌ」を使用

当日持参した配合エサと練りエサ、そしてフグバイバイ


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今年の夏は「暑い!」

私のお腹の脂がとろけて、溶けて無くなっちゃえばいいのに!と思うような気温が続いています(笑)そんな暑さ真っ只中の8月4日、久しぶりに、千葉・内房へクロダイ狙いで釣行しました。

実は、この釣行、某雑誌関係者の恩○さんからの原稿依頼があり、最近ゴルフやビール・・・にウツツを抜かしていた私は「写真がない!!!」ということに気づき、急遽、釣行することになったのです・・・。しかも、この天候ではクロダイが釣れそうなポイントはあるのか???と、千葉支部支部長の小山さんや宮永さん、そして茨木支部長の橋本さんへ電話攻撃で攻めまくり&聞きまくり、その結果、今回の釣行場所を「千葉の内房」と決定した。

しかし、私は仕事上、通常の休みは平日。こんな暑い時期に、しかも平日で一人の釣行では、釣果も体力的にも厳しいと予想されたので、強力な?助っ人に同行を依頼することにしました。

それは・・・ウキ工房 関東支部の「若手bP?」と噂される加藤さん。今年のウキ工房カップの個人戦で、初日トップ!最終日にクロダイを釣り上げたものの惜しくも2位になった、あの加藤さんである。
当日の早朝AM2:00に加藤さんと待ち合わせ、首都高速をひた走り内房へ向った。

前日の予報で「南風が吹く」ということで、第一に向ったのは、風裏となる金谷「アソ下」。ここは、車を降りて階段を下りるとスグに竿を出せる地磯で、関東では有名なポイントである。そのためか?釣り場にはすでに数人の釣り人がおり、空いている場所での竿出しとなった。
私は、付けエサや配合エサの写真も撮らなくてはいけなかったので、明るくなって写真を撮り終わってからエサを作らなくてはいけない。そのため、先に加藤さんの用意をしてもらい、釣ってもらうことにした。

初めは、オキアミにて釣りをしていた加藤さんであったが、しだいにエサトリも多くなりネリエサに変更。それを横目で見ながら、写真撮影が終わった私も竿を出しましたが、小メジナしか釣れなかった為この場所を断念し、場所を富浦新港へ移した。
この場所は、以前、千葉支部の宮永さんに教えて頂き、奥さんの「真美タン」も一緒に3人でクロダイを釣った思い出の場所。また、MFG千葉大会の本部会場としても有名です。その時は、真美タンが大型のクロダイをキャッチし、私は小型の数釣り。旦那様の宮永さんは・・・という釣り場で、車を置いて歩いて30秒の私好みも釣り場。釣りを開始したのはPM2:30・・・

ウキは、私のお気に入りの「デルタEX Sサイズ(ピンク)0」をセットし、ハリスに仕掛けを落ち着かせるためのガンダマG8を段打ちし、タナを底ギリギリにセットして釣りを開始した。この場所は、水深約3m。手前にはゴロタ石が入っているが、竿1本先からは砂地底になっており、通常エサ取り少ないのだが、なにせこの気温ですから、多くのエサ取りを想定して「ネリックスサナギ」・「くわせネリエサチヌ」・「魚玉ハード」を持ち込み、更にコマセにも「フグバイバイ」を添加し万全の状態で望みました。しかし、その期待を裏切るかのように、付けエサの「くわせオキアミSP−L」が残る状況でした。そのため、そのままオキアミで釣り続けました。初めのうちは、たまにエサを取られたりしていたのですが、次第のオキアミが残ってくるようになり、しかも海面には大型のボラがコマセの周りに集まり始めました。加藤さんと二人顔を見合わせ「ニターッ」と笑みを浮かべながら集中して狙っていると私の愛する「デルタEX Sサイズ(ピンク)0」が海中へ消しこみ、さらにリールの糸を抑えている指を弾き飛ばすアタリが!ハリスを1.2号にしていたのですが、サンラインの「松田競技SPブラックストリーム」を使用していたので、丁寧かつ慎重、そして大胆にやり取りを行い、海面に飛び出したのは良型のクロダイ。

なんとか、クロダイの写真を撮れて満足顔の私と裏腹に「ウキ工房カップで運を使い切った・・・。なんで、俺のハリに掛からなかったんだよ〜」と落ち込む加藤さん。「鈴木君には神が付いているのかな???」とお褒めのお言葉を頂き、帰りの車で次なる釣りの予定やクロダイ狙いの談義に花を咲かせながら帰路につきました。この場所では、今年の11月28日(日)にMFG千葉大会も開催されるので、期待が持てるのと同時に、多くの皆様の参加をお待ちしております。
                                                 リポート 鈴木勝也