南伊豆の大瀬でメジナそして賞品ゲット!

<釣果報告レポート>

段々と冷え込みが厳しくなり、関東でも冬の訪れを感じる季節になってきました。これからの時期は、メジナ釣りもシーズンインになりますが、食べ物ではやはり「鍋」が美味しい時期になってきますね!そんな、頭の中が食べ物でイッパイの冬と本格的なメジナシーズンを目前にした某日、サンラインやマルキューでテスターを務め私が仲良くさせて頂いている神保秀明氏より釣りのお誘いをいただき、11月30日に神保氏が会長を務める『横浜真グレ会』のファイナル大会にゲスト参加させていただきました。
大会の開催場所は、南伊豆・大瀬沖磯。早朝、大瀬港に続々と集合する「横浜真グレ会」の皆さん。早目に到着した私はしばしの仮眠・・・

そして、集合の時間になり車を降りると、多くの方々が笑顔で出迎えてくれました。真グレ会の皆様に挨拶を済ませた後、着替えを済ませてから早朝ミーティング、そして、磯に降りる順番を決めるくじ引きをすると・・・結果は一番クジ。

今日は、何かあるかな?という期待を胸に船へ乗りこみました。一番始めに船が向かった磯は「中之島」。今日は大会という事もあるため大型のメジナを揃えることが重要になります。なので、私は沖に向く釣り座よりも大型の「口太メジナ」を狙うべく根が複雑に入り組む内側の水道向きのポイントを選び釣りをスタートしました。
ここ、大瀬の磯は複雑に絡み合う磯際や沈み根が特徴で、この磯際や根に着く大型の口太メジナを攻略することがキーポイントになると私は思っています。その根際で食ってきた大型のメジナをキャッチするためには、タックルも強めのセッティングにしました。

※当日使用したタックル&仕掛けは下記の通り。

【タックル・仕掛】
ロッド・シマノ 極翔磯1,5ー53
リール・シマノ BBXテクニウムMG2500DXG
道糸・サンライン 磯スペシャル ダイナード2号
ハリス・サンライン 松田SP競技ブラックストリーム2号
ウキ・ウキ工房 フィールドプラスSサイズ ピンク 00・0・G3・B・3B(状況により変更)
ハリ・金龍 勝負グレ 7号→後に5号
配合エサ・マルキュー 遠投ふかせSP(新製品)×2袋+グレパワーV9SP×1袋+オキアミ12kg

足元にコマセを撒き釣りをスタートするがエサ取りも少なく、しかも、水道になる場所ということもあり潮の流れも速く釣りにくい状況でした。そのため、始めはコマセも仕掛けも足元に入れ、フィールドプラス Sサイズの0ウキを使用して軽い仕掛けで潮に乗せて流しながら探る釣りを行いましたがメジナの反応はありません。その後、浮力を00に変更して流しても同じく無反応・・・。しかし、潮が緩んだ瞬間に絶対大型の口太メジナが喰ってくる!と予想し、今度は、ウキの浮力をG3へ変更して多少の流れでも仕掛けが立つようにハリスにG8とG5のガン玉を組み合わせて3段に打った仕掛けに変更。

引き続きコマセを打ちながら仕掛けを流してみると・・・「あれっ、流れが緩くなっている。」仕掛けの流れ方も根際に沿ってゆっくり流れていくようになり、そのウキの動きを凝視しているとフィールドプラスがゆっくり消し込んだ!
根際を攻めるための強いタックルセッティングにしてあるため、強引に引きよせ顔を出したのは40cm近い口太メジナ。予想通り、潮が緩んだ瞬間に良型の口太メジナをキャッチできたことで一安心。
その後、更なる大型を狙い釣り続けるが、また潮の流れが速くなり釣りにくい状況になり時間だけが過ぎていく・・・しかし、この状況でも更なるメジナを釣り上げないとリミットを達成して上位入賞は望めない。そこで、軽い仕掛けでの釣りに見切りをつけ、今度は、ウキのサイズを上げて重めの仕掛けに変更した。

すると、数投に一回ぐらいの割合で付けエサのオキアミが取られるようになりました。そこで、ハリのサイズを「勝負グレの5号」と小さくし丹念に狙っていくと、小型ではあるが28cm口太メジナが釣れ上がりました。25cm以上3匹の長寸にて競われる大会のため、リミットを達成するにはどうしても後一匹が必要。
そこで、今度はウキの浮力を3Bに変更し、BとG3のガン玉を段打ち。今まで狙っていた流れの筋も変え、コマセも多めに入れて重めの仕掛けで流して釣ってみることにした。そして、100mぐらいは流したであろうか?竿を引っ手繰るアタリがあり、またもや強引に引きずり寄せてくると上がってきたのは35cmぐらいの口太メジナ。

大会終了まで、あと1時間を残した所でリミットメイク達成!その後、同じ釣り方で数枚のメジナをキャッチした所で終了の時間となりました。

港へ戻り、検量対象になる25cm以上のキープサイズ3枚を大きい順に選び検量へ。検量の結果、私が釣り上げた一番大きいサイズは、一番始めに釣り上げた39.5cmでした。

最終結果と表彰式は、場所を移し「青木さざえ店」にて行われるため着替えを済ませて会場まで移動。そして、皆での食事を済ませて結果発表!
優勝は、神保秀明氏。準優勝は、高橋新吾氏。私は3位入賞となりました。その後、豪華景品が当たるお楽しみ抽選会などもあり、みんなで盛り上がりました。今年の終わりに、楽しい釣りができたと思うのと同時に、この場をお借りいたしまして、今回お世話になりました神保秀明氏を始め、横浜真グレ会の皆様にお礼を申し上げます。

今年も、残りわずかとなりました。来年も、宜しくお願い致します。
       
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