「オメデ鯛」でスタート!2013年の「(で)ぶらり釣りの旅」

「オメデ鯛」でスタート!2013年の「(で)ぶらり釣りの旅」

少し遅くなりましたが、新年初釣りのレポートをさせて頂きます。

 平成25年度になり、新年の初釣行は・・・?と考えたところ、いつもなら磯からのメジナ釣りに向かう私ですが、昨年から勉強のために様々な釣りに取り組んでおります。

そこで、新年の初釣りは「オメデ鯛」ということで「マダイ」でしょ!と、今、落ちマダイが盛んに釣れ上がっている三浦半島の松輪港に職場の同僚と一緒に足を運び、船からのマダイ釣りにチャレンジしてきました。

 元旦から休みなしで仕事が続き、釣行したのは1月7日。

今回、お世話になったのは神奈川県・松輪港の船宿「成銀丸さん」。

 冬本番の冷え切った空気の中、身支度を済ませて船に乗り込み出船。久しぶりの船釣りに胸が高まります。

検崎灯台を左に見ながら航程10分程度の松輪沖「松輪瀬」を目指し船は進みます。

 私は、ポイントに到着するまでの間に仕掛けの準備を開始。

オモリ負荷30号‐2.7mの竿をセットし、リールは電動リール。道糸はPEラインのディープワン5号でビシが80号のLサイズ、そして天秤・・・。

いつもの磯釣りとは道具が違うので多少戸惑いますが、ハリスとハリは同じです。(笑)

 釣れ上がるマダイの平均サイズが1kg〜2kg、大型だと4kg〜5kgということで、始めは、サンライン「トルネード ベーシック船ハリス」4号‐6mでカットし、その先端に金龍「勝負チヌSS 4号」をセット。

この「勝負チヌSS」は、磯釣りで使い慣れたハリで、しかも、不意な大型にも対応する強靭さは実感済み。信頼できる道具を使う事は、どんな釣りでも一緒ですね!

 そして、今回はこんなのも使ってみました。ジャーン!シマノ「探見丸CV」

魚群探知機を見ながらの釣りは、磯釣りじゃできないですよね!磯釣りでも使いたい道具の一つです。(笑)

 バタバタと準備を進める間にポイントへ到着し、船長から「ハイ、どうぞやってみてください。水深は48m、ビシを38m〜40mぐらいにビシをセットして狙ってみてください」とアナウンスが入り釣りを開始しました。

付けエサにも、もちろん使い慣れたマルキュー「喰わせオキアミSP−L」をセットして仕掛けを投入。

「探見丸CV」を確認しながら、船長の指示通り水深48mのポイントでビシを40mにセットして狙います。何回かビシを投入し、コマセを振り上げアタリを待つと・・・、竿先をギューンと引き込むアタリ。慎重に上げてみると外道の「イナダ」。今年は、このイナダの魚影も多いです。

その後もイナダやウマズラハギなどの外道は掛かるが、本命のマダイは釣れ上がらない。

同船した他のお客さんは、ポツポツであるが1kg級のマダイを釣り上げている。と、いうことは、マダイがいないのではない。腕が悪い事と・・・、それ以外の原因があるはず。

マダイの活性が低いのか?それなら、とハリスの号数を2.5号に落し、ハリスの長さを10mでカット。そして、ハリも「勝負チヌSS 4号」から、小型で軸の細い「勝負グレ 5号」に変更し、より自然に付けエサが漂うようにしてみた。

 そして、勝負の一投目・・・

 ハリスを長くしたことで、ビシの位置も多少調整。コマセを振り、長いハリスの先の付けエサとコマセの煙幕が同調するようにイメージし、ビシを巻き上げながら繰り返し誘いをかけていくと、竿先が・・・「クン、ギュギュ〜ン」と海中に引き込まれた!

慎重にやり取りを行うと、鯛特有の首振り「三段引き」が伝わってきて「マダイだ!」と確信。海面に姿を現せたのは1kgオーバーの、正真正銘「天然マダイ」。

良かった、誰かのデコッパチマダイじゃなくて(笑)

 ハリスとハリの変更が功を奏したのか?その後も、ポツポツとマダイが釣れ上がり3枚のマダイを釣り上げる事ができました。船釣りにハマっちゃうかも・・・

 今回、勉強になった事は、船釣りでも磯釣りでも一緒で、魚の活性や状況によってハリサイズの変更や使い分けは重要だと再認識させられました。

今度は、「凄腕マダイ」を使ってもっと大きなマダイを狙ってみたいと思います!

 何よりも、今回は狙いのオメデタイ「マダイ」を釣り上げる事ができ、クーラーの中も賑わった新年釣行になったことが一番のお年玉になりました。

この3日後にヘラブナ釣りへ・・・。そして、5日・6日後に、関東支部の新年釣行が行われ・・・。その後も・・・船とヘラ。今年は、もう1月だけでもう6日も釣りに行っちゃいました。(汗)新年からこんな調子ですが、本年も釣行レポートをさせて頂きますので、宜しくお願い致します。

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