TEAMウキ工房 千葉支部 勝山・浮島大会(大ボケ編)

 毎年、恒例となつているTEAMウキ工房  千葉支部主催による勝山・浮島大会に参加してまいりました。今大会は、ウキ工房代表の岡田 進氏を迎え千葉支部、茨城支部、関東支部の関東地区の三支部が参加しており、参加者は30人を超える大会となりました。その間、千葉支部の小山支部長からの開会の挨拶と宮永テスターより競技説明がありました。
「渡船を前に茨城支部でパチリ!...。あれっ!誰か居ない感じが...?」
AM4:30の受付を済ませ5:30の沖渡しの渡船開始時間を待ちます。
くじを引くと私は、16番と言うことですが、渡る磯はまだ未定とのことです。船長、凪次第ということか?
船長〜頼んますよ〜と支度にとりかかりました。
小山支部長の話では、お昼頃にかけ潮位が下がるので午前中の潮位の高い時間が勝負との事で参加メンバーも午前中勝負と気合入りまくりで渡船を待ちます。 
 岡田さんの緊張を解すトークもあり彼方此方から笑い声も...。(ウキ工房の良いところです。ハイ!)
5:30を迎え渡船開始...。
  
16番くじ前後は、「大ボケに決まり南風が強くなれば撤収も...」大ボケに渡ったメンバーも全力で大ボケに挑みました。大ボケには、茨城支部 6名 千葉支部3名の9名が渡り競技開始しました。

                          
船付け場には、千葉支部の北さん他 千葉支部のメンバーが1名。そしてさすらいのトーナメンター、グレ侍の高田孝一君。小ボケ向かいの高場には、茨城支部の鹿島さん、石川君が、斜面を超えてバッカン流しを挟み千葉支部のメンバーが磯場に一人入り、私と茨城支部の高瀬氏、中林氏はボケの小島向いに入り開始しました。
 当日は、グレよりもチヌ狙いがメインとなり配合エサもチヌ専用の配合がメインとなります。
 私は、マルキューの爆寄せチヌとチヌパワームギスペシャルをオキアミ3kgに混ぜ合わせ付けエサには、食わせオキアミスーパーハードL、堤防オキアミ、食わせ練エサチヌ 喰い渋りイエローをチョイスしました。 撒きエサは、グレも意識し水分を控え目に仕上げ着水と同時に拡散するように仕上げ練りこむことで遠投できるようにしました。
 ややあって小島方向に潮が引かれ始めると高瀬氏にアタリが!竿を絞ったのは36cmの口太でした。ここのところ絶好調の高瀬氏は、余裕のやり取りでキープ第一号を!。
 そして間髪入れづに竿が絞り込まれました。豪引きです!竿は、胴まで曲がり大型の魚信を受け止めています。
余裕が有るのか!?グレの方が引くよ!これは鯛目だっペよ!と言葉通りに上がってきたのは?...。
50cmは、超えているクロダイです。「やっぱりなー」と高瀬氏。
 「いかっぺよ〜優勝じゃ〜ね〜の〜」と中林氏。高瀬氏も大チヌに満面の笑みである。(高瀬さん!やりましたね!)
 トーナメンター高田君の差し出すメジャーて計測すると51pの年無しチヌです。

「51cmの大型クロダイを仕留めた!高瀬氏。 いい仕事してますね!...。」
(この時は、大ボケに上がったメンバー全員は優勝魚と誰もが確信しておりました...。この時すでにドラマ  は別の釣り場で起きていたのです。) 
 そして、中林しも続いて好調に竿を曲げていますが!バッカン流しから小島方向に延びるハエ根の際を攻めていた中林氏の竿が一際大きく絞り込まれ!一進一退の攻防の開始です。
 ウキが浮いては絞り込まれ!絞り込まれては浮かし!「あ〜ッ!?」奴は海の彼方に帰っていった?。
中林氏「......!」
 私も高瀬氏も「今のは!デカイメジナだっぺよ〜ッ!」 「惜しかったぺよ〜ッ!」と一言です。
その後大ボケに上がったメンバーもキープサイズを好調に上げている様子である。 


      「引きを楽しませてくれたのは、44cmの雄のクロダイであった。」

 
 気を取り直して攻めていた中林氏も35pの口太をキープし エサ取りが多くなってきたところで私は、付けエサをオキアミから食わせ練エサチヌ 喰い渋りイエローに変更し、高瀬氏と話をしながら誘いを掛け攻めていたところに竿先を引ったくるアタリがありやり取り開始。
チヌ竿を曲げて引きを楽しませてくれたのは44cm程の元気な雄のクロダイで磯に引き上げると、白子を
まき散らし磯の上を跳ね回っていた。
 その後、キープ魚やサイズ入れ替えをしながら大ボケに上がったメンバーも全員が釣果に恵まれ中林氏も40cmのクロダイを追釣しました。「それには、中林氏も喜んでいました。」
 その後、沖上りの時間となり大ボケの釣り座を洗い流し大ボケを後にした。
 勝山港に戻るとメンバーもだいぶ戻ってきており検量を待っている状態で今日は、相当な釣果が上がっていることを思わせ、中には遊歩道に入った北村氏が56p位のクロダイを上げ検量に向かっていると噂が入るなど絶好調である。
 その後、検量が始まり50pオーバーが持ち込まれ大歓声を受けたメンバーも。
 そして今大会は、23pにより近いサイズを競う23p賞も設けられ大型から小型に至るまで気が抜けない検量となっていて非情に楽しめた大会となった。
 表彰式や釣果発表については、千葉支部の大会報告をご覧になって下さい。
何時もウキ工房、岡田さんの周りには楽しい!笑顔がいっぱいです。また来年参加したいです。
                                             チームウキ工房茨城支部 伊藤 武