茨城県 阿字ヶ浦海岸・鹿島灘 ヘッドランドの乗っ込みクロダイ

 









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『茨城県 阿字ヶ浦海岸・鹿島灘 ヘッドランド。
東日本大震災での励ましやお見舞いありがとうございます。私も釣り始めました!。』
震災から全く釣りをしていなかった私も、49日を過ぎ心にも一区切りついた4月29日の(昭和の日)ゴールデンウィーク初日に地元の阿字ヶ浦海岸で竿を出すことにした。
考えてみると?2月の下旬から実に2ヶ月ぶりで、こんなに竿を出さなかったのは記憶に無いほどだ。
震災から多くのメンバー、釣友から励ましやお見舞いの言葉を頂きました。『本当にありがとうございました!。』この場を借りてお礼申し上げます。
茨城県の海岸線は、まだまだ震災(津波)の爪跡は残っている状態です。でも影響の少ない釣り場には、多くの釣り人が戻りつつあり!クロダイの釣果も聞かれます。
そんな中私の自宅から約5分程の所にある。『阿字ヶ浦海岸』に出掛けました。29日の朝、黒澤くんこと黒ちゃんと待ち合わせ阿字ヶ浦海岸へ。9時頃に到着し、割りと空いている阿字ヶ浦の3番堤防に入ることにした。釣り座は、堤防の中程に構え上げ潮、下げ潮共に効率的に攻められるポイントを確保した。撒き餌さは、マルキューのチヌパワームギ1袋にV9遠投を1袋をオキアミ3キロに混ぜ合わせ、付けエサにスーパーハードBig-Lをチョイスした。海の状況を良く観察すると?ウネリが入り、上潮は効いているが下潮は動いていないようだ。ウキはクリアー凸の4Bオレンジをセットし、確り撒き餌さを撒いて『第1投...。』ウネリが入るタイミングで誘いを入れると?ウネリと同時に手前に戻されてしまう...。底潮も弱く?効いてないよ!と波まかせでラインを打ち返すと?10メートル程潮下に戻ったであろうか?。逆波のミヨ筋に仕掛けが上手く入り!押さえるアタリ!。引き込むアタリは出なかったが、間違いなくクロダイのアタリである。1投目からアタリとは...。『クロダイも震災に耐え?私を待って居てくれた?。』とても嬉しい第1投である。第2投は、そのままエサが帰ってきた。そして第3投目...。タナを1ヒロ上げ!2ヒロにし遠投してミヨ筋を沖から引き釣りをし、足下に撒き餌さを撒き潮の効いているポイントで合わせると...。クリアー凸が『ス〜?。』じっくりと仕掛けを送り込み!『バシ〜ッ!』同時にクロダイ特有の引きが!。『グン!グン!グン!』クロダイの引きは堪らない!。十分に引きを楽しみ取り込んだのは!40センチとまずまずのクロダイである。そして1時間程経った頃に?沖目でヒット!。これは、先ほどのクロダイより引きが強い!。これもじっくり引きを楽しみ取り込んだのは?先程よりアン(兄)ちゃんのクロダイで43センチ。これで私は、黒ちゃんのサポートにまわることにしました。私の釣りのイメージをアドバイスしながら仕掛けを振り込むこと2時間?...。黒ちゃんに待望のアタリ!。確り竿に乗せ沖からクロダイを引き寄せます。『ギラリ...。』『黒ちゃん!良型だっぺよ!。』慎重に私が差し出すタマにキャッチ!。これも43センチです。聞くと?去年の秋前からスランプで、久々だとか?。『43センチやったね!
黒ちゃん!。』このクロダイが上がりチヌになり釣り場を後にした。当日の釣果は、カイズが他で1枚釣れたのみで私と黒ちゃんのクロダイ3枚と言う釣り始めにしては言うことの無い震災後の出だしとなった。

明けて5月5日のゴールデンウィーク最終日(こどもの日)。朝からナライが吹き生憎のシケ模様です...。午後からの上げ潮狙いで!釣り場を見て回り鹿島港のラジオポートや鹿島灘のヘッドランドを見て回った。やはり震災と津波の影響は甚大です。浜には船舶やコンテナ、漁具等が打ち上げられていますが大分片付けられてきています。道路も隆起して走りにくい所は有りますが大分復旧してきています。此からが鹿島灘ヘッドランドの最盛期に突入していく事を考えると、入釣経路が確保出来ていることは、非情に有り難く!作業にあたってくれた方々に本当に有り頭が下がります。鹿島の釣り場を一通り見て回り途中で同じ茨城支部で金龍ばりスペシャルスタッフの中村さんも合流、弁当を購入して中村さんのすすめで小山ヘッドランドに入釣することにした。
沖側は、波が高く釣りを断念しヘッドランドの回り込んだ堤防の内側で開始した。激しい離岸流がかすめている...。ウキは!自重があり操作性の良いメタXの5B、ピンクをセットしてオキアミ3キロにチヌパワームギ1袋、チヌパワーV9遠投を加えまとまりを考え良く練り込んで使用。中村さんと並んで竿を出すのも久し振りです。ややあって、アタリも遠いので遅めのランチタイム...。釣りをしながらの弁当は、何でこんなに美味しいのか?あっという間に平らげ?釣りを再開した。すると潮が上げ離岸流も緩やかに...。これは行けるかも?と言うより早く中村さんが、アタリを取り始めだした。『居るよ!居るよ!』と中村さん。私も丁寧にラインを操作し仕掛けをコントロールします。アタリがあるにもかかわらず、空合わせが続きます...。離岸流が速くクロダイが付けエサを放してしまうのか?エサを追いきれないのか?。そこで、ヘッドランドの内側の奥にポイントを変えシモリの際を流すとじわりとウキが沈みます。仕掛けを回収しウキをaエンスイの3Bにウキをチェンジ!。同じシモリの際を流すとウキが、押さえ込
まれaエンスイが一気に消えていった!。『よっしゃ〜!。』『中村さん!来たよ!。』浅いので右に左に走ります。『ウッ...ヒョヒョ!。』堪りません。凝れでもかとクロダイの引きを楽しみ!中村さんの差し出すタモに一発で滑り込ませ!『今季!ヘッドランド初クロダイ捕ったぞ!』とガッツポーズ。計測すると46センチです。その後30センチを追釣し、満潮と重なり波が高くなったので納竿とした。
ゴールデンウィークの間の二日間地元で竿を出した。震災前には程遠いけれど、少しづつ復活の兆しが見られます。釣り場もクロダイも釣り人を待っています。風評も有りますが?頑張って地元の茨城の海を釣って行きたいと思います。

鹿島灘のヘッドランドは、此からが最盛期です。一度竿を出してみてはいかがだろうか。