![]() 「みんなに内緒だけど、アジを夢中になってすくっていてタモ枠を壊しちゃった、内緒だよ」・・・吉本さんには今回も笑わせてもらいました。 ![]() 「吉本、バラしたの内緒だよ」と言ったのに10分後には「バラしたって!・・・」という連絡が!・・・ ![]() エサ・問い合わせ えびす釣具店(24時間営業) рO255−53−1363 |
![]() 小アジを襲うピラニアフグ集団のアジトに潜入! 今回(6月27〜28日)出かけたのは富山県境に近い新潟県西部の糸魚川周辺だが「どこに行ってもフグだらけだよ」と言う情報の中、まず初日は能生海岸の「トットコ岩」の周辺の磯で、2手に分かれて昼まで狙うが、まったくタナまでエサ(,練りlエサ)が入らない。底が丸見えだった先週の東北より、今回は濁っているのだがクロダイの気配がない!。エサは当然、ネリエサ・・・5〜6粒ではタナまでエサが入らないが、ピンポン玉ほどの大きさにすると、ときどき底まで入る。しかし、ちょっとエサを動かすと秒殺だ。少しでも誘いをかけられればよいのだが!?・・・コマセとツケエサを同調させれば多少活性が低くてもクロダイは食うのだが、同調させれば100%エサはもたない。そのため、ツケエサはコマセの効いているギリギリのラインの底に止めて置き、尚且つ誘いがかけられない厳しい状況なのだ。こんなとき、50mほど北の磯に渡った仲間から「表面の水温が27℃もある」という信じられないような情報が入る。 通常の年なら、この時期は17〜18℃のはずだが27℃は異常だ。しかし、この高水温は一部だけで、この付近全体ではないようだが、それにしても異常だ。午後から「梶屋敷」のテトラに移動するも状況は同じだった。早朝5時から夕方の6時まで、練りエサは9パック、そして延々13時間も粘ったのに、この日の釣果はタコ1匹・・・そんな訳で、高水温を釣れなかった言い訳にし、「明日があるさ」と眠りに就く!・・・そして翌日、「岡田のおもちゃ」と他の仲間が呼ぶ、吉本さんとエイハブ船長こと、熊谷さんら4名で親不知海岸に向かう。 予定していた「投げ岩」には、すでに2名の人影が見えるが大きな磯のため、釣り座は充分ある。 無風、ベタナギの中、ビィ、ビィ、ビィ〜と芝刈り機のような音が響き渡る。それもそのはず、この船のエンジンはエイハブ船長(熊谷さん)が芝刈り機を改造したもので、スクリューまで手作りだとはびっくり!・・・渡船がないため、この付近の磯にはマイボートで渡る釣り人が多いが、電動モーターの船外機が多く、バッテリーが重くて運ぶのが大変だが、この芝刈り船外機はバッテリーがいらない分、軽い!・・・世の中には器用な人がいるものだ。この渡船(ゴムボートだが)にはホースヘットも付いているのには2度びっくり!・・・このエイハブ船長の操る渡船で釣り場の「投げ岩」に近づくと先着の釣り人は松本から来たチームウキ工房の仲間だった。 釣りを開始してしばらくすると、焼け付くような真夏の太陽が昇り始めた。こんな中、前日同様、フグの猛攻が続くが、1時間ほどしてエサがタナまで入り、エサの重みでウキがゆっくりシモリ始める・・・ウキは練りエサ釣法に最適な超小粒の「デルタ1SSS(B)」・・・底に着いたエサを動かさないようにシマノのNew極翔硬調黒鯛1−53を脇に挟んで固定し、ミチイトを張ると、竿先にコンコンとアタリが!・・・竿先がジワジワ、スゥ〜と引き込まれ、直後に強烈な締め込み!・・・なんとか竿を起こすが2度目の突っ込みでハリス切れ!・・・ハリ外れのバラシはときどきあるが、クロダイにハリスを切られたのは初めてだ。潮が濁り、砂地に見えたのだが、どうやら根があるようでハリスはズタズタ!・・・こんなとき、私は「今のはカンダイだ、クロダイじゃーねぇー」とゴマかしているが、この数分後、再び同じようなアタリ!・・・最初ほどではないが、かなり鋭い突っ込み!・・・竿をタメて突っ込みを凌いで浮かせたのは45cmのクロダイだった。「やっぱりさっきのはクロダイだよ、カンダイじゃ、ねぇよ」・・・カンダイとゴマかしたのが吉本さんにバレてしまった。 そして、この後はどうやっても練りエサは入らない状態が続き、クロダイをあきらめて小アジをタモですくい、この小アジをハリに付けて泳がせ釣り。実は50cmほどのヒラメが小アジを追って浮き上がるのが見えたからたが、しかし、この生きた小アジにもフグが食い付く始末!・・・恐るべし日本海のフグ!・・・これを見ていた吉本さんもアジをタモで捕って泳がせのフグ釣り開始・・・フグの他、カサゴも釣れ、結構楽しそう・・・ 「クロダイだけがサカナじゃーない、釣れないってイライラするんじゃーせっかくの休みがもったいない・・・楽しまなきゃー」と吉本さん・・・そして午後の納竿まで他の仲間も加わって全員で泳がせ釣りでフグ釣りを遊んだ1日でした。 |
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