![]() 護衛隊のフク゛のバリケードを突破して見事52cmの良型をゲット! ![]() サラシの下に練りエサを潜らせて狙った佐藤さんにヒット! ![]() これで2枚目!・・・ ![]() 「どうだ、庄内のフグども参ったか!」 |
![]() 「このサイズだといくらシマノの硬調黒鯛でも0.6じぁーさすがにキツイ!・・・1号買おうかなぁー」 (はいはい、橋本さん、ご注文お待ちしておりま〜す) 「フグ?・・・上等だ、かかって来いやー!」 クロダイ護衛隊、庄内のフグ軍団VS茨城クロダイ軍団のガチンコ勝負! シマノ鱗海カップ東北大会B大会の選手を送り出したあと、前日のA大会に出場して惨敗した仲間10名と由良漁港を出たのは6時を回っていた。 私は検量などがあるため、2〜3時間しか磯にいることはできないが、陸上で選手の帰りを待つこの2〜3時間は、とてつもなく長い!・・・ということで、カメラをもって、この惨敗組と共に港を出たのだが予想以上に波が残っている。この日(6/14)はB大会で八乙女の磯が使用できないため、まずは離岸堤に3名を渡し、由良渡船の船首を北にを向け、前日のA大会では不調の中、大健闘して3尾の釣果を上げ4位入賞の佐藤さん、そしてチームウキ工房茨城支部長の橋本さんなど、茨城のクロダイ軍団がリベンジとばかりに加茂の「ハット岩」に私を含めた4名が渡った。 しかし残った3名を乗せて、更に北に走った由良渡船だが数分後、乗れる釣り場がないと戻ってきて「ハット岩」は総勢7名とふくれ上がった。とは言っても7名でも充分なスペースの広い釣り場で問題はないのだが、問題はフグだ・・・案の定、一杯目のコマセから真っ黒になるほどのフグが乱舞している。 しかし、こんなフグに弱気になる茨城軍団ではない。でも前日はなんでダメだったのだろう?・・・なんて疑問はさておき、それぞれスタートする。もちろんエサは練りエサ・・・それぞれマルキューの「ネリックスサナギ」や「くわせ練りエサ・チヌ」「魚玉ハード」など大量に持参している。そしてまず最初にフグとの勝負に勝利したのはチームウキ工房茨城支部長の橋本さんだった。大きめにハリに付けた「魚玉ハード」が竿1本半ほどの海底まで入った・・・しばらく待ってゆっくりエサを引き上げ、ミチイトを送り、再びエサを送り込むとNew極翔硬調黒鯛0.6−53の竿先をひったくるアタリで、そのクロダイは地方の浅場に向かって走った。 この突進を橋本さんはミチイトを送ってかわす・・・しかし、更に走るクロダイを追って地方に移動し、数分のやり取り・・・バットの強さが定評のNew極翔硬調黒鯛に負けたクロダイとの差は序々に詰まり、やがて足元で姿を見せたクロダイは50cmを超える良型で計測すると52cm!・・・価値ある一尾だ。 この後、再びフグとの戦いが始まり、次に勝利したのは佐藤さんだった。北向きのサラシの下に練りエサを潜り込ませ、35cm〜37cmを2尾取り込み、仲間に釣り座を譲り、余裕の朝食タイム。 この後、橋本さんにカメラを頼んで港に戻り、検量や表彰、総評など大会のお手伝いが終わったころ、風が強くなり撤収となった茨城クロダイ軍団は戻ってきたが、その後のシャッターチャンスはなかったと言う。 とにかく今年はフグが多い。この日の大会も50名で釣果があったのはたったの3名と言う過去にない貧果に終わったが、クロダイが居ない訳ではない。フグの下には居るのだがそのクロダイのタナまでエサが入らない。フグの層をいかに突破するかがキーポイントだ。 由良渡船 рO90−2953−6820 http://blog.livedoor.jp/oyster121972/ エサ・問い合わせ 自然満喫屋鶴岡店 рO23−524−2433 |