食欲優先派は巨大アジが本命!?・・・ ![]()
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ゴールデンウィークはあれほど渋滞した高速道路・・・「高速どこまで走っても1000円」は、なんだったのだ! ゴールデンウィークは大渋滞だった関越道もガラガラ・・・上信越道に入り長野県に入ると「この先落下物注意」の道路情報がチカチカ点滅、その落下物とは事故にあった野生の鹿!・・・しかし、事故にあった鹿も哀れだが、その鹿と衝突した車も哀れだ。かなり壊れたのに違いない、皆さんも充分気を付けて下さい。 と言うことで、今回向かったのは新潟県上越付近の釣り場。5月19日に開催される糸魚川市のえびす釣具店の釣りクラブ「TEAM・EBISU」の大会参加のためで、前日の土曜日は長野の仲間とのんびり竿を出そうと、早朝4時に「えびす釣具店」で集合・・・しかし、親不知や能生などの様子を見に行っている仲間から無風状態なのだが沖から大きなウネリが入っているため沖磯はどこもダメだという情報が入る。そんな訳で能生の港内の小さな堤防で開始するが、上層は小さなブグ、これを練りエサで突破して底まで入れるとこんどは大きなフグ!・・・で、まったくクロダイの気配が無く、再び釣り場漁探し・・・土曜日とあってどこも釣り人が多く、10名以上の空スペースを確保するのは大変だ。筒石漁港はなんとか入れそうだが、念のため名立漁港まで足を伸ばすが、やはりスペースがなく、筒石漁港に戻って堤防とテトラに別れて開始する。 堤防が大の苦手の私はテトラへ・・・と言っても足場の良い三角テトラで大きなテトラには立てません。沖からのウネリでサラシが出て立っているので、足場がコンクリートか岩かの違いだけで雰囲気は磯そのもの!・・・砂地に崩れた沈みテトラが足元から5〜6m先まで点在し、沖にも藻場が多く、取り込みは難しそうだが、見るからに"おいしそう"・・・水深は4mほどありそうだ。 しかし、ここでも開始早々からフグの群れ、今年の冬は例年よりも平均水温が2℃ほど高かったと言うが、そのためにフグが居着いてしまい、日本海はどこに行っても大量のフグに悩まされる。 当然、エサは練りエサ(.マルキューのくわせ錬りサ・チヌ)を付けてスタート・・・ハリが無い。しかし、これは想定内、ハリを大きく(キンリュー・グレ8号)するとハリは残るがエサは秒殺・・・これも想定内だ。ハリが残れば上等で、エサを大きく付ければ済むこと・・・親指大のエサを付けると底までエサが残った。 この日使用した仕掛けは超小粒の「デルタ1(SSS)B」で、カラマン棒のすぐ下にガン玉G3、中間にもG3、ハリから50〜60cm上にG3という、2ヒロほどの浅場なのにガン玉3点打ちの不細工な仕掛け・・・この仕掛けは、仕掛けが立つとウキは沈んで行くがハリ上のG3のガン玉が底に着けば、それ以上は潜って行かない。そしてBのウキ・・・普段の私の釣り方を知る人は「こんな浅場でなんでBなの?・・・とうとう岡田も○○けたか」と思うだろう。 しかし、この日の釣り場はクロダイの居つきの良い三角テトラだから、足元からあまり仕掛けを離さずに狙いたいが、ハライ出しが強いので普通に狙えば仕掛けは沖に出てしまう。そのためにハライ出す流れの中でも仕掛けを止めて置いてもエサの浮き上がりを防ぐためのガン玉だ。これは仕掛けを止めれば仕掛けは斜めになるから当然、ウキ下はを止めた状態で水深を測る・・・で、測って見ると仕掛けを張った状態で4mほどだ。ウキどめをこの4mちょっとのところに付け、ハリから50〜60cmほど上にG3のガン玉を付けて仕掛けを投入し、仕掛けを張った状態で待つとウキが20〜30cmほど潜って止まる。つまり海底にハリスが60cmほど這った状態でそれ以上ウキは潜らないで止まっているのだ。また、デルタ1(SSS)のような超小粒ウキを使う理由だが、、錬りエサの場合、投入時にウキがウキどめ側にズレることが多いが小さなウキの方が空気抵抗が少ないため、ズレないで正確に投入できる。また、小さいウキは飛ばないと思っている方が多いと思うが、これも同じ理由で、小さなウキでも以外に飛ぶのだ゛。 開始から1時間ほどはフグに遊ばれていたが、かすかに見えていたウキが見えなくなると同時に竿先が引き込まれ、アワせると横の沈みテトラに走り張り付く!・・・ミチイトを緩めると動き出し、また張り付く・・・この繰り返しのあと、沖に向かって動き出したときに少し竿先でテンションをかけると沖に走り出し、30mほど沖で浮かせて取り込むと、そのパワーから50cm前後を予想したのだが、意外にも44cm!・・・それにしても今年のクロダイはパワフルだ。 このあと、37cm〜38cmのいわゆる「乗っ込みサイズ」を2尾取り込み、サイズアップを狙ってテトラ際や沖目などポイントを変えると少しアップして40〜42cmを2尾追加、そして2時間ほどは、うるさかったフグも食わなくなり、クロダイもアタらなくなった・・・まったりとした静かな時間が流れ、コマセも無くなった納竿間際に1尾追加、計6尾の釣果に満足!・・・一方、堤防組の3名は最大で45cmもある巨大アジの出現にクロダイも忘れ、アジ釣りに夢中!・・・それでも、それぞれ1尾づつクロダイを上げてクルマに戻ってきた。今回、50cmは出なかったが、楽しい一日でした。 エサ・問い合わせ えびす釣具店(24時間営業) рO255−53−1363 BACK |