
「スッゲエー餌取りだ、でもメジナの良型もいるよ」と
伊藤さん

鈴木さんは初日は45cmを頭に3尾取り込み満足!・・・こ
の日の夕食は?・・・も、食が進んだとか?

さすが富山支部のエース山住さん!・・・2尾キープ。オ
キアミで食わせたとか?

忠エ門丸は能登で唯一、ホースヘッドを備えた渡船だ。

黒澤くんはベテランを尻目に初日、二日目とボーズな
し・・・お見事!!!
BACK
|
真夏の能登半島釣行
例年だと、お盆を過ぎると秋風が感じられるはずだが、今年はお盆を過ぎても全くその気配は無い。
連日猛暑日が続くこのクソ暑い中、性懲りずに8月21日(土)・22日(日)能登に釣行。毎年8月の中旬には能登へ岡田進氏も釣行しているが、20日に岡田氏よりTELが入り、「熱中症になっちゃった。病院へ行って点滴を受けてきたので今回はちょっとムリ、ゴメン・・・」さすがの「タフな岡田進」も今年の暑さにダウンしたようだ。関東支部の鈴木君・矢島君と今年5月のファイナルカップで能登の魅力に取り憑かれた茨城支部の伊藤君・黒澤君とで釣行。 いつものように午前4時、富山支部事務所(?)の氷見市の矢田釣具店に集合し富山支部の田島支部長の他、山住君・鍋城君・鈴木君らと合流。今日は外浦が渡船可能ということで上大沢へ。
「熱中症」にかからないようにと、クーラーボックスには氷とペットボトルのドリンク類をたっぷり入れ、忠ヱ門丸にて6時30分出船。
凪で雲ひとつ無く晴れているが蒸し暑い。伊藤・黒澤君と私の3人で「大長崎」、鈴木・矢島君は「エイガイグリ」へ、山住君は「ミツイシ」、田島・鍋城・鈴木君の3名は「千畳敷」へそれぞれ渡礁。この「大長崎」は上大沢の磯でも一番南に位置し、沖へ突き出ている磯で潮通しも良く、沖に向かって右側は、クロダイ場でドン深、竿2本程度の水深。反対の左側は、ところどころに大きな岩(山から崩れたと思われる。)が見られ、メジナ場といわれるが黒鯛の実績もある。伊藤君は先端に、黒澤君は右側の奥に、そしてその中間に私が入った。先端は下り潮でトロトロ流れているが、私と黒澤君は当て潮だ。最初は様子見のためコマセを撒かずに投入。1投目からハリがない!・・・フグだ。能登の外浦も庄内と同じように8月上旬ごろまでフグが異常発生していたそうだ。
先日の日本海を進んだ台風で4〜5mの波が出て多少状況が変わったかと期待したのだが???・・・コマセを撒くとゴッソリとスズメダイ・サンバソウ・フグそしてその下にコッパメジナのオンパレード。練り餌に変更するも、餌が入らない。伊藤君・黒澤君も苦労している様で、反対側へ移動するもメジナの30cm程度までは釣れるが型が上がらない。奥に入った、黒澤君が粘りに粘って納竿直前に30pのクロダイをゲット。他の磯の状況を聞いてみると、鈴木君が45pを頭に3尾。山住君が45pを含め2尾の釣果・・・きびしい1日でした。
2日目は、ファイナルカップでも使用した、半浦の石積み堤防に田島・鈴木君が入り、七尾湾の雄島に鈴木・矢島・黒澤君、雌島に伊藤・山住君と私が入った。雄島・雌島ともファイナルカップの時とは違い、手のひらサイズ・足裏サイズの黒鯛は釣れるものの、サイズアップしない。それでも雄島に渡った黒澤君が30〜35p程度を3尾ゲットした。
多少の風はあるもののカンカン照りで「暑い」。持参したパラソル(25年前に購入した海水浴用)が、唯一の日陰をつくり威力を発揮!・・・真夏の釣りには必携かも?
今回、野々木鼻は水位が高く入れなかったが、能登は外浦も能登島周りの内海も黒鯛の魚影は濃く、シーズンになると50pオーバーも期待できるので、又挑戦してみたい。
報告 北村則康
渡船 上大沢 忠ヱ門丸 090−3290‐8934
宿泊 田尻荘 0767−85−2777

 |