スランプから始まったTwin System 開発! 2025年1月〜5月長かったスランプ、田子磯で脱出できる・・・かな!? |
![]() |
![]() |
中型のオナガが大半だが飲まれると簡単に切られるので注意 |
|
![]() |
![]() |
この日は43cmが最大でクチブトも37〜38cmが2人て゜4尾上がった | |
![]() |
![]() |
名礁「沖のコブ」でチームウキ工房本部長の大坂部和之さんは57cmの特大イスズミ | 長野の熊谷 初さんはこのサイズと同サイズのクチブトもゲット |
![]() |
|
「釣れない・・・黒潮の蛇行に回復の兆しが!・・・そのせいか?」 「いやいや、違う。釣る人はちゃんと釣ってくる」 昨年の秋頃はオナガ混じりだが時々は釣れたが寒グレシーズンになってからは全盛期のはずなのにエサ取りさえ見えず深ダナを狙っても喰ってくるのはサンノジやブダイ、アイゴなとが釣れるだけだ。 私が釣れない一つは上滑りなどの二枚潮でコマセと同調できないのは分かっているがその様な釣り場でも今までここまで釣れない事は無かった。 そこでクロダイ狙いで若い頃やっていた水中ウキ仕掛けをアレンジして上ウキは極小サイズにし、マイナス浮力で体積の大きな下ウキを使用してある程度は同調できる様になったがアタるのは、深ダナでメジナ以外のサカナばかり・・・ 中でも納竿間際に決まってマダイらしき大型魚にミチイトを引きずり出されて終わり・・・こんな釣行が続いたが4月下旬になり、30cm〜35cmだがオナガが浅ダナで喰い始め、何とか1〜2尾は40cmアップ上がるようになった。 そして予想外の事が分かった。 大きな下ウキを固定で使用すると尾長に飲まれることも無くアタリも比較的ゆっくり入るのでアワせのタイミングが容易になった。そこで通常の仕掛け、つまりこれまで多用していた単体のウキで全層狙いやウキを沈めて上スベリに対応した釣りで狙って見るとアタリも少なく掛けても殆ど飲まれてしまう。 大きく抵抗があるためエサを吐き出すのではという思いは真逆だった。 そこで流体力学等に詳しい長野の釣友に尋ねたところ、長野の某大学に流体力学の教授で釣り好きがいるから聞いてくれるとの事・・・ その答えは水中でのウキの抵抗は断面積と水の粘着(摩擦)抵抗が大きくスピードに比例して大きくなるがメジナが飲み込んだときの初期抵抗は殆ど感じないのではと言うことだ。 そしてメジナがエサを飲み込んで反転して戻る時にはウキの抵抗でハリが刺さっているはずだという。さらにウキが大きいため喉の奥まで吸い込めず飲まれないのだろうとのことだ。 そして、その長野の釣友と西伊豆の釣り場で教授から教わったことを実践しているとき 「下ウキの遊動幅だけウキがシモリよ、20cm取るとアタリは20cmほどシモって、いったん止まってから本アタリがあるよ」と言って立て続けに38cmほどのクチブトを取り込む。 そして私は30cmほど遊動の幅を取ると釣友の言うように30cmほどシモったあとゆっくり入り私も少し小さいがクチブトが釣れた。 それまで私は下ウキは固定仕掛けで狙って早アワセだったため、オナガばかりだったが何度かあった素バリはクチブトだったのだろう。 これまでのテストで分かったことは大きいウキ(Lサイズ)は固定で狙うと飲まれず、同じ固定でもSサイズのウキは飲まれるがのどの奥まで飲まれないので飲まれて切られることは無かった。ただし、午後になるとLサイズの固定仕掛けはアタリがあっても食い込まずウキが戻ってしまうことが多くなった。 |